長徳3年(997)中納言 橘行平卿が、勅命により因幡の国 一宮(宇部神社)に参拝したおりに、夢告により賀留津の海中より一体の薬師如来を得、仮堂に安置した。
任を終え帰京した行平を追って、長保5年4月7日に薬師如来像が飛来。行平は宅を寺とし薬師堂、因幡堂と称した。
承安元年(1171)に高倉天皇より勅額を賜り「平等寺」となる。
古来、嵯峨、清凉寺の釈迦如来、信濃、善光寺の阿弥陀如来と共に日本三如来にかぞえられる。
<宗旨> 真言宗智山派 <開山・開基> 橘 行平 長保5年(1003年)
御詠歌
七佛の みのりにもたる人もなく
皆びやうどうに すくふせいがん
<年中行事>
1月1日 | 0時 | 元朝護摩 |
2月3日 | 18時 | 万灯会 |
19時 | 北斗護摩祈願 | |
4月8日 | 10時から17時 | 花御堂灌仏 |
8月第1土曜 | 11時 | 盂蘭盆、施餓鬼会 |
9月彼岸頃 | 10時 | 神佛一体法要 |
<月例行事>
8日 | 13時 | 薬師護摩、因幡薬師手作り市 |
12日 | 13時 | 薬師経奉読 |
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